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  1. グローバルヴィレッジの起源 |12
  2. 中山間地に最も効果的なネットワーク構築法を予測する |12
  3. 中山間地のインターネット環境
  4. 既存の技術で解決できるもうひとつの選択肢
  5. 新しい中山間地ネットワークシステム
  6. 音声通話の超無料化
  7. 超無料 公衆無銭IP電話 <ネット茶屋>
  8. 中山間地の鯨…ナローバンドの豊かさ
  9. 遠隔地(リモート)のグローバルブリッジ化 |1234
  10. appendix1 最新レポート <電子社会に過疎化はない> |1|2|3456
  11. appendix2 テンセグリティシステム論

パラドックスを解消するための
1.具体的方法

自動車産業では、高機能で安全性の高い製品を安価に提供する方法の開発は、ついに企業間を超えて部品の共通化が図られる。言い換えれば、他社の既製品を互いに利用 することでもある。
ここに提案するのは、可能なかぎり電子社会の情報インフラの既製品を利用する方法 である。情報インフラの既製品とは、地域イントラネットと一般電話回線である。既存のインフラを可能なかぎり経済的に利用するために、地域イントラネット機能を標 準イントラネット化すると同時に、一般電話回線によるナローバンドとの効果的な組み合わせ方である。

中山間地に居住するユーザーが経済的に実用的にインターネットを利用するためには、既存の地域イントラネットの利用範囲を拡張するだけではなく、教育プログラム開発 やユーザビリティ、アクセシビリティのデザインが深く影響する。
急激な過疎化と高齢化問題を抱えている360万世帯が住まう中山間地での21世紀の高 度情報化社会へ移行するための完全ブロードバンド化には、都市部以上の多大な財源を伴うと言われている。ブロードバンド化までの過程で発生している中山間地での深刻な「デジタルデバイド」問題は回避できない状況になっている。
言い換えれば、深刻な財政難のために「真に必要な解決策はもはやお金では買えない」 段階に達しているとも言える。

NPO法人 e・食・住.org 設立準備委員会(2005年2月、農村部での電子メディアの新たな在り方に興味をもった信頼できる都市部の学生や技術者らと発足)は、「電子社会 に過疎化はない」、「情報の格差が容易に経済の格差につながるというなら、たとえ遠隔地でも情報ネットワークに入れば、新しい価値観に基づいた利害を知るはずである。 知ることなしに情報化社会の均一化と単一化には対抗できない」という包括的な視点から、個人のコミュニケーションの新しい関係性を示すネットワーク理論としてTAN system (資料参照A TANシステム2004について(ファイ ルはダウンロード可。要パワーポイント)/TANとAIR)を 2003年から提唱してきた。このTANシステムはこれまで除外されてきた見えない関係をネットワーク化した概念モデルだけではなく、技術的にも経済的にも矛盾がないことを証明するために、実際にネットワークシステムの装置化に挑戦してきた。ネットワー クシステムの装置化とは、大企業によって規定された<採算に見合う通信ネットワーク>圏外での、住民による住民のための実用的で経済的な通信ネットワークの構築で ある。

 

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