イギリスではすでに350箇所のホットスポットでスカイプを利用した無料IP電話サービスが開始されています。 ルクセンブルクの小さな会社によってスカイプが開発された背景にはダイヤルアップ接続を基盤にしたヨーロッパのインターネット事情があります。先述したアメリカにも増してヨーロッパでは電話回線(56k)を利用したインターネット接続の普及率が高く、現在でもインターネット利用者の90%がナローバンドを利用しています。イギリスのプロバイダでは2004年4月にサービスが停止されるまで無料で利用できるダイヤルアップ接続サービスが提供されていたり、ヨーロッパのどの街でも街中にインターネットカフェがあり公衆電話感覚で利用できるなど、ダイヤルアップでの良質なサービスが定着していました。 日本の中山間地域での唯一のインターネット接続方法である電話回線は、メールやFTPが利用できないブロードバンドよりよほど世界標準なのです。そして世界的な標準となることができるインターネットサービスはナローバンドやブロードバンドといった回線速度やOSの種類に依存せず、誰にでも簡単に利用できるインターフェースを備えていて、酸素のように無料で利用できるものです。こうした技術は私たちをより鯨に近づかせます。 農業を中心としてきた村落共同体から超無料でグローバルヴィレッジにアクセスするシステムが実現しました。グローバルヴィレッジに必要なものはグローバルインターコミュニケーションです。電話回線によるインターネット接続やスカイプのような誰でもがより経済的に利用可能なインターネットサービスこそが、グローバルヴィレッジへのグローバルブリッジとなり、それによって村落共同体は持続発展していくでしょう。 |
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電気通信事業届出番号 F-16-567 |